2022年9月11日。
学科試験直後に自己採点をして合格圏内(+13点)でしたが、次なる悩みがすぐ生まれました。

学科試験は合格してそう?
でも実技試験どうしよう( ˘•ω•˘ )

暗記しかとりえがないのに…
面接なんてゴキブリ以上に無理(´TωT`)
そう。9月に学科試験を受けたということは、得意の筆記形式であるFP協会の実技試験が1年後になるのです!
1年後を待つべき?
いやいや。そんな待っていたらモチベーションも落ちるし、非金融系だから試験時期まで知識を維持しきれるかも怪しい。
今回の記事では、最後の最後まで面接に対する苦手を抱え向き合いながら、きんざいのFP1級実技試験に合格した勉強方法をお伝えしようと思います。
特に「今まで暗記だけに頼りきって勉強してきたから面接が苦手」という人には、かなり参考になる内容かもしれません。
勉強法ではなく、実際の体験記を先に読みたい人は以下の記事を読んでください。
筆者について
勉強法の方が大事なので、興味がある人だけタップして読んでください。
とりあえず非金融系でずっと仕事してきて、相手の話を『文字』として処理しないと理解できないので、面接が凄く苦手な人です。暗記特化型。
- 前職システムエンジニア兼プログラマー
(ITコンサル業を含んでいたのでぎりぎり受験資格取得) - 現在は幼稚園児~高校生の全教科を担当する家庭教師(頭はよくない)
- 暗記だけで何とか補って勉強し続けてきた人
というか理解する前にテキストや解答がそのまま頭に浮かぶから無自覚に思考が停止する。 - たぶん超劣化型カメラアイ(瞬間記憶能力)タイプ
- 実は耳にした言葉を頭の中で『文字』に変換しないと、何を話しているか理解できない。
※面接において致命的
使用教材
こちらも今時期はもう買い揃えていると思うので、興味がある人だけタップして読んでください。※後々加筆修正します。
今持っている教材を信じて進めてください!
使用頻度順になっています。
- FP技能検定1級実技対策問題集(2020年度&2021年度) 計2冊
…言うまでもなく少なくとも1冊は必須 - 事業承継のツボとコツがゼッタイにわかる本
…対策本は全容が見えづらいので、基本的な内容を知るために使用 - FP提案力の強化書
…基本的にはわからなかった箇所を相談する際に使用 - KINZAI Financial Plan(10月~1月分) 計4冊
…出版がきんざいなので、試験に関係ある単語をピックアップ
勉強期間と勉強時間
勉強期間
約5か月
準備期間4か月 + 対策期間1か月
一応学科不合格の可能性も考えて、学科試験終了直後から開始していました。
勉強時間
約210時間
準備期間:1日30分(平均) × 4か月 = 60時間
対策期間:1日5時間(平均) × 1か月 = 150時間
実は本気を出して対策し始めたのは1か月前からです。
ただ勘違いをしてほしくないのは、だらだらしていたら1か月前だったわけではなく、計画的に1か月前から全力を出せるように準備をして本気を出しました。
(生徒のための)受験勉強で必死でした。
小学校受験(編入)、中学受験、高校受験、大学受験がすべて重なり、頭がそんなによくないからちゃんと勉強しないと教えられない窮地でした。
幸か不幸か一番強敵である共通テストがちょうど実技試験の1か月前だったので、共通テストまでに準備だけは完璧にして実技試験に臨む心づもりでいました。
具体的な勉強スケジュール

長いですが、主に準備期間でどのようなことをしたのかを参考にしてもらえればと思います。
咄嗟の判断で話すのが無理ならば…
作戦「実際の面接内容をすべて書き写して暗記すればいいよね!」
5か月前(9月中旬~)
- 学科不合格だった場合に備え、過去問道場で主に不動産・相続分野を中心に1日50問解く。
- 「事業承継」が未知の存在すぎたので、事業承継についてわかりやすくまとめている本を購入して読む。
重要ポイントはわからずともぼんやり概要をつかんだ気になる。
4か月前(10月~)
- 実技対策問題集とFPの強化書を購入。
この時点では、どのように勉強するのが一番自分に合うか考えるために眺める感じで見る。 - 10/24に学科試験の合格を無事確認。
同時に過去問道場1日50問チャレンジはほぼ終了。
2位までいきました!

- 対策本のインデックス付箋の貼り方を検討。
設例ごとか?解説ごとか?
結論、索引か目次を作成予定だったのと、設例で開けるようにした方がストレスがなかったため設例ごとに貼り付け。
3か月前(11月~)
- 対策本1周目開始。
この時点での目的は、学科試験で出てきたような単語がどのページに存在していたか索引を作成すること。
単語と問題の雰囲気を見るだけで、じっくりと読み込むことはほぼなし。

- 3年分の過去問と過去問解説をすべて印刷。
これを使うのは対策期間以降。
※私は目が弱いのもあり、デジタル媒体では絶望的に集中力が落ちるので印刷しました。 - 実技試験の申込は勿論、飛行機や宿の予約もすべてとり、荷造り、ルート確認までおこなう。
2か月前(12月~)
12月上旬~
- 対策本2周目開始。
丸暗記するつもりで一字一句見逃さないように本気で読みこむ。
主語がない、日本語が理解できないというのも含め、少しでもわからない箇所は付箋を貼り付けて疑問をひたすら書き込む。

※過去3年で出題はなかったけど、試験当日「前受地代」などの課税関係を問う設例がそのまま出題されました。
- Zoomで稀にTwitterの仲良しさんと対策本のQ&Aをそのまま読む練習をする。
- ノート作成もしようと試みるけど、この時点ではまとめ方が中々定まらない。
12月下旬~
- 最新版の対策本を購入し、こちらもすぐ索引に付け足し、2周目突入。
- 貼ったままにしていた付箋の疑問を調べたり、隔週で友達にZoomに付き合ってもらい、わからない箇所をひたすら質問攻め。
- 最新版含め、対策本の2周目が付箋貼りまですべて完了。
- 改めて事業承継の重要ポイントを把握するために事業承継本を読み返す。
- 先人の体験記が載ったnoteやブログのアドレスをひたすらスプレッドシートにまとめる。
稀にTwitterにまとめている人もいるので、そちらもしっかり調べてピックアップ。

1か月前【ここからが本番】
残り30日(01/13~)
- 先人の体験記を読みながら、ひたすら面接官からの質問をノートに書き写す。
- 書き写した質問の正しい回答をぐぐったり、対策本や11月に印刷した過去問解説から書き写す。
- 質問と回答を書き写すのをセットで1日2題くらいの進捗。
時間がないため、この書き写す作業でノートの丸暗記も一緒におこなう。

※体験記は必ず正解が書いてあるとも限らず、(初見は助かりますが)心の声や補足情報が暗記する際にノイズになるので必要箇所だけ書き写します。
- 相談内容や検討点、専門職業家など、殆どの問題に共通する質問への『回答テンプレート』が見えてくるので、すぐ見える位置にメモを残しておく。
- ようやく質問攻めする内容がなくなってくる。
- この時点では解ける問題と、ぼんやり解説ページが頭に思い浮かぶ問題と、一言すら出るか怪しい問題の3択にわかれる。
ノートは「コーネル式ノート術」を参考にまとめていきました。
ノートの作り方に興味があれば「資格勉強ノートの作り方」の記事も読んでみてください。
残り20日(01/23~)
- 初模擬面接!!
ノートに書いてあることは頭に思い浮かぶけど、すぐ言語化ができない。 - ひたすら1日2題必須でノートまとめを続ける。
使い回しされているような質問はこのへんからまとめを省略し始める。 - Part2はまだいまいち掴み切れない。
15日前(01/28~)
- 毎日ノートまとめを続けてきたおかげか、頻出している内容を含む問題は初見でもわかるようになってくる。
- 2回目の模擬面接はノートの内容を思い出してそのままなら答えられるようになる。
- いわゆる難問回にあたるたびに、不安がPart1とPart2の間でキャッチボールを始める。
10日前(02/02~)
- 模擬面接の頻度UP。
- まだふわふわしているけど、少しずつ手応えを感じ始める。
- 前日や当日に簡単に確認できる重要まとめをいくつか作成する。
- 面接初日組が試験直前だったのもあり、KINZAI Financial Planから試験に関係するキーワードや単語をピックアップする。
※参考程度にツイートしたら意外と当たっていたらしい。

7日前(02/05~)
- 模擬面接に加え、制度のQ&Aをどんどん答えていくプチクイズを出題してもらい、少しでも咄嗟の対応力を鍛えようとしてみる。
- まとめノートが1冊(80枚/160ページ)で収まりきらず2冊目突入。
最終的には200ページ近くの3年分の面接まとめノートが出来上がる。 - 3年以上前に受験した先人の論点まとめを確認して、3年分では足りていない論点を追記する。
飛行機の重量制限を甘く見ていて荷造りし直す。(唯一の計画ミス)
前々日(02/10)
- ノートまとめ完了。
参考にした体験記や過去問解説は大体暗記できている状態になる。 - 機内で勉強できるように、参考にしたいページはひたすらオフライン保存しておく。
前日(02/11)
- 移動時間も使いながら、最後まで自分のまとめノートと重要まとめを信じて読み直していく。
- 発声練習も兼ねて少しだけプチクイズを出題してもらう。
- めちゃくちゃ寝不足だったのでしっかり食事と睡眠をとる!!
当日
会場にも無事辿り着き、無事合格をもぎ取ってきました!
当日の様子もまとめてみたので、よければ参考にしてください。
勉強法に対する質問まとめ
Q.模擬面接はした方が良い?
A.直前期に1回は絶対した方が良いです!!
1回やってみるとわかりますが、質問されて咄嗟に答えを声に出すというのは難しいです。
基本的にはひたすら自作ノートと向き合っていた私でも、直前期は何回か模擬面接をしてよかったと思っています。
Q.模擬面接する相手はどうやって探す?
A.Twitterにちらほら模擬面接相手を探している人はいます。
私はFP1級学科試験の勉強を始めた頃にTwitterで同志と交流し始めたので、その中でも仲良くなった何人かにお願いしました。
運が良ければ実技対策のコミュニティが動いているかもしれないので、とにかく早めに探してみましょう。
Q.難問回がきたら無理なのでは?
A.そもそも難問回はどんな勉強法でもしんどいと思う。
私がとにかく推したいのは、対策本の解説を曖昧なままにしておかないこと。
対策本がわかりづらいのは凄く同感です。
ですが体験記を読んだだけでわかったつもりにはならないでほしいです。
私は対策本の曖昧箇所をすべて潰したおかげでPart2の初質問に答えることができました。
Q.1題に対する勉強時間が少なくない?
A.暗記特化型なので基本的には1,2回で頭に詰め込んでいます。
私は1か月で過去問3年分をまとめながら詰め込みましたが、もし暗記が苦手でも、ちゃんと2,3か月かけて同じように勉強すればほぼ暗記できると思います。
まとめ
今回の記事では、面接が苦手でも合格を成し遂げた勉強法についてまとめてみました。
面接が苦手な人、模擬面接をする相手がいない場合の勉強法に悩んでいる人は、少しでも参考になるところがあれば取り入れてみてください。
みなさんの合格をお祈りしております!!



